コカリナの活動

国立競技場の木をコカリナと和太鼓にするプロジェクト

コカリナと和太鼓になる国立競技場千駄ヶ谷門の大ケヤキ

コカリナと和太鼓になる
国立競技場千駄ヶ谷門の大ケヤキ

 2020年東京オリンピックのために建て替えが行われている国立競技場の木がコカリナと和太鼓に復活しようとしています。
 2015年1月から国立競技場立て替え工事が始まりました。神宮外苑の森の中にある国立競技場は沢山の樹木に囲まれていました。その樹木は移植も行われましたが、伐採されなければならない木もありました。
 私たちは昨年春から、それらの木をコカリナと和太鼓にすべく、国立競技場(日本スポーツ振興センター)に申し出て来ました。幸いにも日本スポーツ振興センターの多大なるご協力もいただき、この度、それらの木を譲り受けることができました。
 今回いただいた木は桜、カエデ、松、ケヤキ、椎、樫などの大木で、中には樹齢100年は軽く越えていると思われる大ケヤキもあます。
 それらの木は1964年の東京オリンピックだけでなく、その前のアジア大会(1958年)、さらには72年前の学徒出陣の声を聞いてきた木達です。
 2020年東京オリンピックが「世界の平和の祭典」となることを祈り、私たちはこのコカリナと和太鼓の演奏の輪を広げていきたいと思います。
 なお、このコカリナは、本体は国立競技場の木でできていますが、中栓(吹き口に埋めてある木)には陸前高田市で被災し流された高田松原の松の木を使用し製作しています。被災地の復興を祈念する思いもこれらのコカリナに込めたいと思います。
 和太鼓は木の乾燥に時間がかかるため、できあがるのはもう少し先になりますが、コカリナはこの5月に国立競技場近隣の小学校の児童にプレゼントされ、吹き始められます。
 また2020年東京オリンピック開会式5年前になる7月24日(金)には「国立競技場のコカリナを吹く70歳以上の愛好家のコンサート」、9月には「国立競技場のコカリナを吹くコカリナ講師によるコンサート」を行い、国立競技場のコカリナ演奏の輪を広げ、最終的には数千人規模の演奏で国立競技場の木を音楽として蘇らせることが出来たらと思っております。


東日本大震災とコカリナ

 2011年3月11日の東日本大震災発生後、「東日本大震災被災地支援コカリナ&音楽プロジェクト」を立ち上げました。
 1ヶ月後の4月には、第1回の支援コンサートを行い、2013年5月現在、全国で91回の支援コンサートを開催しました。集められた支援金は被災地の子ども達のために使われています。
 詳しくは「黒坂黒太郎コカリナブログ」をご覧ください。

これまで実施した主な支援活動

★石巻被災松コカリナ

 石巻市立門脇小学校の横に立っていたアカマツ。被災した松をコカリナとして復活させました。この被災松製のコカリナを中心に約400本のコカリナを門脇小学校の全校生徒を含む被災地の子ども達にプレゼントしました。2012年9月この石巻の被災松コカリナを使用したCD「希望のコカリナ〜石巻アカマツの奇蹟」がキングレコードより発売されました。

「石巻アカマツ読売新聞」記事 2011年7月26日
「石巻コカリナ河北新報」記事 2011年10月3日
「石巻コカリナ朝日新聞」記事 2011年10月3日

★被災地の子ども達をウイーン楽友協会に派遣

 2012年1月に、被災地の子ども達5名をウイーン楽友協会でのコンサート「東日本大震災復興祈念 被災地からありがとう コカリナコンサート」で演奏する日本コカリナアンサンブルの一員として派遣しました。

★被災地の子ども達を広島・神戸に派遣

 2012年8月に被災地の子ども達を広島・神戸に派遣しました。広島では平和祈念式典、神戸では阪神大震災で最も被害が大きかった地域の1つ、長田地区でおこなわれる支援コンサートに参加し、一般家庭にホームステイをしました。それぞれ、地元の子ども達との交流を行い、平和の町、復興の町の様子を感じて貰いました。

★教育委員会に寄付

 子ども達の教育のために使われるように、石巻市教育委員会、陸前高田市教育委員会に寄付をしました。

★陸前高田市の小学生全員にコカリナをプレゼント

 津波で被害を受けた高田松原の松の木を使用したコカリナを、陸前高田市の小学生約1000名にプレゼントしました。2013年3月2日には、「音として蘇る高田松原 コカリナ大合奏」と銘打ち、再建予定の高田松原「奇跡の一本松」近くで、約200名で高田松原コカリナを演奏し、復興を祈念しました。
 2013年度も新1年生の皆さんに高田松原のコカリナをプレゼントする予定です。

「陸前高田3月2日河北新報」記事
「陸前高田3月2日読売新聞」記事